子どもたちのケータイ・スマホ普及率の調査結果がニュースになっていましたので紹介します。
前々回は、2013年夏(ベネッセ調査)、前回は2013年冬(内閣府調査)のデータを紹介しましたが、今回は、MMD研究所が「子供を持つ母親(20歳~49歳)」を対象に、携帯電話・スマートフォンに関する意識調査を実施した資料を見てみましょう。
調査期間が2014年7月31日~8月2日とつい最近の調査データです。まさに今の子どもたちのケータイ事情をうかがい知ることが出来るのではないでしょうか。
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小学生のケータイ・スマホ普及率37.5%
小学生~高校生の子どもを持つ母親に、子供に携帯電話を「持たせている」との回答は51.5%となっている。
そのうち小学生に焦点を絞ると、37.5%となった。
2013年冬に内閣府の調査によると、所持率36.6%だったので、伸び率は頭打ちといった状況が読み取れるのではないだろうか。
当然、学年が上がるにつれ、所有率も上がる傾向が見られる。
小学生のスマートフォン保有率は27.7%に
小学生のスマートフォン保有率に関しては、平成24年(2012年)ではわずか7.6%、平成25年(2013年)では16.3%まで上昇、今回の調査では27.7%とやはり小学生もスマートフォン所持への流れが進んでいると言えると思います。
また、中学生のスマートフォン保有率は半数を超え、高校生にいたっては8割を超えています。
子を持つ母親の半数が小学生が携帯電話を持つことに「賛成」
また、子どもを持つ母親11,000名を対象に、「小学生の子供が携帯電話を持つことに対してどのように思うか」という問いに対しては、賛成と反対の意見が真っ二つに分かれた結果となったようだ。
<MMD研究所:小学生低学年の半数が「子供向け携帯電話」を所有>