トレンドマイクロによると、iPhone など iOS用端末をクラッシュさせ強制的に再起動させるファイルを含む URL が、Twitter 上のツイートや各種メッセンジャーのメッセージなどでイタズラ的に拡散されているとのことです。
iOS7ではブルースクリーンになる事も
該当のURL に iPhone でアクセスすると、何らかの内部エラーが発生し強制的に再起動されます。特に iOS7 では再起動前にブルースクリーン状態となることもあるようです。
Twitter 上のツイートや各種メッセンジャーのメッセージなどでイタズラ的に拡散されているようですので、注意が必要です。
同社ではこれらの解析結果より、問題の動画ファイルは明確な脆弱性攻撃意図をもって作成されたものではなく、エラーにより偶然発生したファイルが悪用されているものと想定しています。しかしながら、こういった偶発的エラーの確認から、新しい脆弱性攻撃が作成される可能性もあるため、注意を促しています。
<引用:トレンドマイクロ>
トレンドマイクロの対策:
トレンドマイクロでは、危険度の高い URL へのアクセス遮断する、ソフトウェアやアプリを提供しており、導入を推薦しています。
「トレンドマイクロ ウイルスバスター クラウド」、Android OS用セキュリティソフト「ウイルスバスターモバイルfor Android」、iOS向け無料ツール「Smart Surfing for iPhone OS」などの製品で提供されています。
これらの製品や機能を有効にして対策を強化することを、トレンドマイクロでは推奨します。