「トレンドマイクロ」は、日本やアジアで人気のメッセンジャーアプリ「LINE」を騙ったスパムメールに注意するよう促しています。
スパムメールのメッセージ内に記されている URL を誤ってクリックすると、「ID-BBS」という出会い系サイトに誘導されるという。
送信元アドレスのドメインが偽装されている
「LINE.com」、「Lineid.com」、「Line.ne.jp」のように、送り主が本物の「LINE」サービスであるように見せかけている。
また、LINE ID検索を彷彿とさせる「idkensakubbs.jp」や「lineidkensaku.ne.jp」といったドメインが使われているそうです。
本文には出会い系サイトへのリンク
スパムメールの件名には、「LINE」という文字列が含まれています。
本文には、「友達申請」があるので「承認」してくださいと、URLをクリックするように促しています。
メッセージ内の URL は、「http://<10桁のランダムな英数字>.asia」
誘導先がフィッシングサイトにすり替えられる可能性も
問題の出会い系サイトの一部は、既にアクセスできなくなっています。
しかし、スパムメール送信の背後にいるサイバー犯罪者が誘導先として不正な Webサイトにすり替える恐れがあると警戒するよう呼びかけています。