【おすすめ】憧れのホームシアターを15,000円で実現する方法

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By: Lauri Rantala
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いつかは家のリビングもホームシアターにしたいなーとお考えのご家庭も多いのではないのではないでしょうか。

大画面で映画を楽しんだり、スピーカーに囲まれながら大好きなアーティストのライブを楽しむなど、まさに至福の時間ですよね。

ホームシアターは、大画面テレビにサラウンド音響を楽しむためのスピーカーなどを設置して、まるで小型の映画館のように、映画やコンサートライブ等を楽しむための設備です。

近年、薄型大型テレビの低価格化も手伝い、ホームシアターの普及率は増加傾向にあるそうですね。

今回は、低価格でしかもご近所に迷惑がかからない、「ワイヤレスサラウンドヘッドフォン」を使ったお手軽ホームシアターをご紹介します。

本格的に普及し始めたホームシアター

ホームシアターの設置を考える場合、本格的な設備が欲しい方はプロジェクターとスクリーンなどが必要になりますが、一般的な住環境における現実的な選択肢としては、薄型大画面テレビを利用される方が大半ではないかと思います。

薄型大画面テレビも、4K対応の40型テレビが10万円を切る時代ですので、地デジ切替えの頃に比べるとだいぶ安くなりましたね。

サラウンドスピーカーの設置場所と配線をどうするか

ホームシアターで大画面と共に重要なのが、音響の設備はどうするのかと言う問題です。

テレビに付いているスピーカーからステップアップして、もう少し本格的な音圧とサラウンドが体感出来るものをチョイスしていく事になりますが、アンプを購入して、試聴位置の周囲にスピーカーを置くスペースを確保しなければなりません。

5.1chで6個の、7.1chだと8個のスピーカーをリビングに配置する事になり、これをどこに、どのように配置するのかを考える必要があります。

しかも設置したスピーカーから音を出すためには、それぞれのスピーカーに配線を張りめぐらせなくてはなりませんが、フローリングの床の場合どうやって配線すれば良いのか頭を悩ませることになりそうです。

ご近所への騒音の悩み

いざ、サラウンドスピーカーを設置しても、ご近所の迷惑になるのではないかと気を使って、実際には大音量で利用する機会はあまりないなんてことも多いようですね。

特にマンションなど集合住宅では、サブウーファーと呼ばれるスピーカーから出る重低音の振動が気になるということもあるでしょう。

スピーカーの音が原因でご近所とのトラブルを引き起こすような事になってしまっては、折角設置したサラウンドスピーカーが無駄になってしまいますね。

リビングの使われ方は多様化している

ベネッセ教育総合研究所による「小中学生の学びに関する実態調査」の報告書によると、

学校の授業以外でよく勉強する場所は、小中学生ともに1位は「自分の家のリビングルーム(家族で過ごす部屋)」(小学生:84.3%、中学生:68.7%)となっている。

次いで、2位「自分の部屋」(小学生:48.1%、中学生:66.6%)、3位「塾の自習室」(小学生:10.9%、中学生:17.8%)なのだそうだ。

お子さんのいらっしゃるご家庭においては、リビングは今や家族で過ごす場所でもあり、勉強部屋でもある事を考えると、大画面とサラウンドスピーカーを設置する事など夢のまた夢なのでしょうか・・・

ワイヤレスサラウンドヘッドフォンという選択肢

リビングへのスピーカーの設置スペースと、ご近所への騒音の問題、さらにリビングの利用のされ方などを考えると、「ワイヤレスサラウンドヘッドフォン」という選択肢がいかに現実的なのが、ご理解いただけるのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、パナソニックから発売されているワイヤレスサラウンドヘッドフォン「RP-WF7」という製品です。

RP-WF701

軽くて疲れないメガネ装着もOKの優秀なヘッドフォン

ヘッドホン本体は、充電池を含めて約227gと非常に軽く、2時間くらいの映画鑑賞でも特に頭の重さや、疲れを感じる事は無かったです。

ハウジングは楕円形になっていて、柔らかい「軟質発泡ウレタン」が使われていて、メガネを装着したままヘッドフォンを使用してもこめかみや耳が痛くなることが無いのが素晴らしいなと感じました。

RP-WF703

7.1chのバーチャルサラウンドを再現

さて肝心の音の方ですが。

ヘッドフォンにあるSURROUND(サラウンド)ボタンを押すことによって、次の3つのサラウンドモードを切り替えることができます。
もちろんOFFにすることもできます。

RP-WF708

・CINEMA(シネマ) / 映画の中にいるような臨場感あふれる感覚を楽しめます。

・MUSIC(ミュージック) / 音響環境の良いリスニングルームの音場を楽しめます。

・GAME(ゲーム) / マルチチャンネルサラウンドのゲームなどで臨場感あふれるプレイを楽しめます。

これに追加して、BOOST(ブースト)ボタンを押すことにより、次の2つの音質のモードに切り替えることが出来ます。

・BASS / 低音が強調され、厚みのある低音で再生されます。

・VOICE / テレビや映画のセリフなど人の声を聞き取りやすく再生されます。

RP-WF707

映画やミュージックライブなどを試聴してみての感想ですが、

ヘッドフォンという事で周りの音が遮断され、サラウンド効果と低音効果によって、期待以上の没入感を味わえます・・・

まるで小さな映画館を貸切にしている感覚と言いましょうか・・・

RP-WF702

≪対応音声フォーマット≫
ドルビーデジタル、ドルビーデジタルサラウンドEX、DTS、DTS-ES、MPEG-2 AAC

ヘッドフォンは4台まで追加可能

まずはこの製品を買うと、トランスミッター1台とヘッドフォン1台が付いてきます。

使ってみて家族の分のヘッドフォンを追加購入する事も出来ますね。

RP-WF709

手軽にホームシアターを始めたい方にはおススメの製品です。

≪参考≫:小中学生の学びに関する調査報告書(2015)ベネッセ教育総合研究所

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