ポラロイド(Polaroid)ブランドから発売される、子ども向けスマートフォン「PolaSma」が、いよいよ本日4月25日(金)からトイザらス・ベビーザらス オンラインストア
子供向けスマートフォンとしては高機能なこの機種、保護者が利用制限を解除したあとも普通のスマートフォンとして使い続けることを想定しているとのこと。
ニュースでも取り上げられ話題になりましたが、他のキッズ向けスマートフォンと何が違うのでしょうか。
ポラロイドブランドの子ども向けSIMフリースマホ「PolaSma」……25日よりトイザらスで先行販売
<RBB TODAY>
SIMロックフリーのスマホで、毎月の費用が抑えられる?
SIMロックフリーとは?
SIMロックフリーとは、ケータイやスマートフォンの利用に際し、携帯電話事業者(キャリア)が発行するSIMカード以外のSIMカードを利用出来ることを言います。
携帯電話やスマートフォンはSIMカードを差し込むことで使用可能となります。
国内携帯電話機ではキャリアごとに決まったSIMカードだけが利用できる機能が組み込まれていました(SIMロック)。SIMロックフリーの携帯電話やスマートフォンでは、SIMカードを自由にさし替えることで、例えば、海外に行った際、訪問先の国の携帯電話キャリアのSIMカードを購入し、訪問先国内の電話料金で携帯電話やスマートフォンを利用することが可能となります。
「PolaSma」のようなSIMロックフリーのスマートフォンを購入した場合は、携帯電話事業者(キャリア)へ持込んで回線契約を行いSIMをもらうか、各所から発売されている「低価格SIMカード(MVNO)」を利用することができます。
「低価格SIMカード」との組み合わせでは、毎月かかる費用を抑えることが出来る点で、子ども用のスマートフォンの選択肢として良い選択なのかもしれません。
子どもの「あんしん・あんぜん」機能は大丈夫?
キッズ向けのスマートフォンに要求されるものと言えば、「ペアレンタルコントロール」が出来るかという点が重要になってきます。
子どもが知らないうちに危険なサイトに接続していないか、長時間の使用をしていないか。といった点は親としては気になるものですね。
ペアレンタルコントロール
PolaSmaでのペアレンタルコントロールには「KIDO’Z」というアプリを利用する事になります。
「KIDO’Z」が設定されると、ホームボタンを押すとAndroidホーム画面の代わりに「KIDO’Z」のホーム画面が表示されるようになります。
「KIDO’Z」のホーム画面からは、通常のAndroidメニューを操作することが出来なくなり、許可したアプリ、機能以外は利用できなくなります。
設定画面では、アプリやゲームの制限、インターネットフィルタリング、利用時間制限など、親として管理したい機能が網羅されています。
防犯と安全
防犯や安全機能については、許可された発信先にのみ電話をかける「キッズダイヤラ」、GPSによる位置情報確認の「モバみっけ」等のアプリを利用することにより、提供されるようです。
LINEアプリを利用することができるが、注意が必要
キッズ向けのスマートフォン自体まだまだ種類は少ないですが、LINEアプリが利用できる機種となるとそう多くありません。
2014年2月に発売された、docomoの「スマートフォン for ジュニア2 SH-03F」は正式にLINEに対応して話題になりました。
キッズスマホでLINEが利用できないのは、Androidアプリストアからのアプリのダウンロード、インストールを禁止している事によるものです。
一方、「PolaSma」では、Android OS上にペアレンタルコントロールアプリ「KIDO’Z」で制限をかける方式の為、「KIDO’Z」で許可する事により、LINEアプリを利用する事が可能になるというわけです。
低価格SIM(MVNO)を使う場合は、LINEの利用に注意が必要!
LINEを利用するにあたり、新規登録する場合には、「電話番号認証」または「Facebook認証」が必要です。
低価格SIM(MVNO)は通常、データ通信専用のため電話番号がなく、LINEから送られてくる認証パスワードをSMSで受け取ることが出来ません。
(Facebookアカウントがあれば登録できますが・・・)
そのような事情に対応するためか、低価格SIM(MVNO)を提供する会社によっては、SMS機能付きSIM、または音声付きSIMのオプションを設定している場合があります。
SMS機能付きSIM、または音声付きSIMのオプション契約を行えば、電話番号が割り当てられSMSを受け取ることが出来るので、LINEの登録も可能になります。
家族でLINEを使いたい場合は、SIMの選択に注意する必要があるようです。。
PolaSma 動作確認済みSIMカード対応一覧
以下、2014年4月25日発売日時点の、対応SIM一覧です。
SIMのサイズは、標準SIMになります。
<音声通話SIM>
・ NTT docomo
・ Softbank
<データ通信SIM>
・ NTTコミュニケーションズ (OCN モバイル ONE)
・ IIJ (IIJmio)
・ 日本通信 (b-mobile)
・ BIGLOBE (BGLOBE LTE・3G)
・ NTTぷらら
・ ASAHIネット
・ hi-ho
・ U-NEXT (U-mobile*d)
PolaSmaの購入は、トイザらス・ベビーザらス オンラインストア