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警察庁の調べによると、小学生1、2年生が歩行中に死傷した交通事故について、5月に急増する傾向にあるのだそうだ。
小学生が歩行中に死傷した交通事故を警察庁が調べたところ、1、2年生は5月から急増する傾向にあることが分かった。
74%は下校時間以後に発生し、飛び出しと横断違反が目立っている。
警察庁は「入学、進級した直後の4月は注意して行動しても、時間がたち緊張が緩む可能性がある」と指摘。「低学年の児童は交通ルールの定着に時間がかかる。親と学校は継続的に教育してほしい」と呼び掛けている。
調査は2009~13年を対象に実施。5年間の死傷者数は1年生が1万640人、2年生は9222人で、学年が低いほど多かった。
【引用:時事通信】
子どもの交通事故の特徴
警視庁の交通安全サイトによると、子どもの交通人身事故で多いのは、
○ 道路横断中
○ 自宅付近
○ 夕方の時間帯
○ 自転車の事故
○ 小学生の男子児童
歩行中では飛び出しが原因になることが多く、自転車の事故では交差点での安全確認で一時停止しなかったことが原因になっているようです。
保護者が出来る事
子どもは興味があるものが目に入ると、そのことに夢中になって、周りが見えなくなり、危険なことの判断ができなくなることが良くあります。
特に小さい子どもは、「危ないから、注意しなさい」では理解できません。
具体的に「なぜ危ないのか」、「どう注意したらよいか」を繰り返し教えましょう。
- 道路を渡るときは横断歩道を渡る。
- 信号が赤の時はとまり、青の時は右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめてから渡る。
- 道路を横断中も、右と左をよく見て、車が来ていないかを確かめる。
- 道路や車のそばでは、遊ばない。
- 道路には飛び出さないようにする。