設定してはいけない！パスワードベスト100（Abobe編）

2013年10月に第一報が報じられた、米Adobe社への不正アクセスによる情報漏えい事件。
記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

この事件によって影響を受けるユーザーは、少なくとも3800万人に上ることが分かっています。

ご多分に漏れず、私のもとにも情報漏れちゃってごめんなさいメールが届き、早速パスワードを変更しました。

メールが届いたのにまだ変更していない方は、すぐに変更しておくことをおすすめします。

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まだまだ大人気！「123456」「qwerty」などの安易なパスワードが利用されている

流失したパスワードは暗号化されていたようですが、米Stricture Consulting Group（SCG）は、この情報を分析しあっさりと割出しに成功、ご丁寧に集計してくれたようです。

第5位は！「12345678」（約20万人）

数字のみ。しかも1から順番に８つ並べただけという、シンプルかつ大胆なパスワード。
思わず、キーボードの左から右へ指を滑らせて入力したくなる一品です。

第4位は！「adobe123」（約21万人）

adobeのサービスのパスワードにあえて「adobe」の単語を入れてしまう大胆さが逆に新鮮です。
アドビワンツースリーと語呂も良く、記憶に片隅にしまうにはうってつけのパスワードです。

いよいよベスト３！人気パスワード第3位は！「password」（約34万6000人）

パスワードに設定するワードは「password」に決まってる！
そんな声が聞こえてきそうな、堂々3位はこのパスワード。

まさか、パスワードに「password」なんて設定するわけないよね！という逆の発想が大人気の秘密。
34万人のユーザーに指示され、堂々3位に入りました。

気になるベスト２！人気パスワード第2位は！「123456789」（約44万6000人）

2位に10万秒もの差をつけ、堂々2位を獲得したのは数字で９ケタ「123456789」。

1から9まで行ったのに、何でゼロは入れないのか。
それはきっとゼロとオーは間違いやすいという緻密な計算があるものと想像できます。

栄えあるナンバー１！人気パスワード第1位は！「123456」（約190万人）

他を寄せ付けないほどぶっちぎりの第1位に輝いたのは、シンプルかつ絶対に忘れない！
キングオブパスワード、「123456」！

パスワード界の北島三郎というべきか、長い間1位に君臨し続ける大御所。
記号やアルファベットを一切排除し、最少文字制限ギリギリを狙った6文字。

納得の一品です。

こんなパスワードは設定してはいけない

だいぶふざけてしまいましたが、このようなパスワードを設定してしまっている方は少なくないというのが、良くご理解いただけたのではないでしょうか。

パスワードを設定する時は、次の点に注意し設定するようにしましょう。

• 同じ数字、連続した数字は使わない。
• 辞書に載っている単語を使わない。
• 設定したパスワードを、他のサービスのパスワードとして使い回わさない。
• 数字、アルファベット、記号を組み合わせる
• 最低でも8文字以上とする。（長ければ長いほど安全）

以下に実際にAdobeサイトから漏えいしたパスワードの集計表を転載していますので、参考になれば幸いです。

Adobeサイトで漏えいしたパスワード ベスト１００

<引用:Stricture Consulting Group>