便利で危険なインターネット

インターネットの何が危険なの?
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インターネットには、どのような危険な側面があるのでしょうか。

全世界に容易に繋がる事が出来るインターネットは、とても便利なツールです。
これは犯罪者にとっても同じことです。 特に不特定多数に向けて行われる犯罪行為にはうってつけのツールだと言わざるを得ません。

ここでは、インターネットにおける主な危険性について説明していきます。

インターネットを使ってどのような犯罪が行われているのか

警察庁発表の、「平成24年中のサイバー犯罪の検挙状況についての資料」によると、ネットワークを利用した犯罪の検挙数のトップは詐欺(全体の20.5%)であった。
続いていわゆる児童ポルノ(全体の16.4%)、わいせつ物頒布等(全体の14%)と続いた。

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主に金銭目体の詐欺についてはこんなモノだろうと想像つくと思うが、いわゆる児童ポルノや児童買春による検挙が、合わせて1年間で約1,500件であった。
これはあくまで検挙数であって、未遂などを含めるとかなりの数になることが予想される。
このような数字を突きつけられると、対岸の火事では済まされないという事を理解して頂けるのではないだろうか。

インターネットにおける危険性の特徴

匿名性が高く顔が見えにくいインターネットでは、無知な子どもが被害に会いやすいという特徴があります。
実際に、コミュニティサイトを利用した児童買春で検挙された犯人の約8割は年齢を詐称していたという統計があります。

このように容易に自分の事を隠すことが出来てしまうインターネットの世界では、それを疑いもせず信じてしまった結果、子どもが事件に巻き込まれているのが実態です。

子どもを犯罪から守るためにも、まず実際に起こっている事を知る事が大切だと思います。

資料: 【警察庁】平成24年中のサイバー犯罪の検挙状況についての資料

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