スタディプラスが運営する、勉強SNS「Studyplus(スタディプラス)」の会員数が50万人を突破した。
Studyplusは、勉強の記録を取ったり共有したりすることで、人とつながれるソーシャルラーニングサービスで、大学受験を控えた高校生を中心に会員数を伸ばし、資格取得を目指す社会人にも人気のサービス。
勉強のログを公開することで、同じ目的を持つ仲間と励ましあいながら、計画した勉強が長続きしやすいことが評判のようだ。
また、FacebookやTwitterとの連携により、Studyplus以外のSNSにも記録を投稿することで、口コミの相乗効果により会員数を劇的に伸ばしている。
高校生のスマホ利用の現状は
以前、総務省と東京大学が行った共同研究発表資料によると、「都立高校生のスマホ利用率は84.5%」というデータにもある通り、スマホの利用率の高さが伺えます。
高校生のスマートフォン所有率は82.2%
また、リクルート進学総研が2014年4月に実施した「高校生価値意識調査2014」においては、高校生のスマートフォン所有率は82.2%と、やはり高校生の8割を超える結果となっています。
高校生の約6割がスマートフォンで勉強=「スマ勉」を実施
スマートフォンの利用目的は、「アプリの利用」、「調べもの・情報収集」、「コミュニティサイトへの参加」、「動画を見る」、「メール」が8割を超えており、幅広い使われ方をしているようだ。
また、スマートフォンで勉強をしている高校生も約6割に上り、「他エンタメ系(ゲーム・占いなど)」の利用を上回る結果となっている。
スマートフォンの利用目的は「電話」「メール」が減少し、「コミュニティサイトへの参加」が増加していることが読み取れる。
出典:「高校生価値意識調査2014」-株式会社リクルートマーケティングパートナーズ-
スタディプラスとは
株式会社CloudStudyが運営する、勉強を楽しく続けることを目的としたソーシャルラーニングサービス。
目標とする学習予定(勉強時間)を設定し、目標管理ができ、日々の学習時間を記録することにより、目標の到達度をグラフなどで確認できるサービスです。
また、同じ目標を持った仲間と「繋がる」ソーシャル機能により、日々の勉強成果に「いいね!」やコメントがもらえたり、モチベーションの維持につながる。
見知らぬ勉強仲間と励まし合うことで、リアルな友達には内緒で“コソ勉”できることが人気のようだ。
勉強教材を登録する
新規登録してログインすると、「勉強中、またはこれから勉強しようとしている教材を、試しにひとつ選択してください」と促されます。
既に持っている教材があれば、書籍名を入力して検索して、教材を選択してみましょう。
勉強した記録を残す
教材を使って勉強したら、記録を残す。
勉強した記録は、登録したらすぐグラフやリストに反映されます。
勉強仲間を増やす
Studyplusには、同じ目標に向かって勉強を頑張っている仲間が大勢います。
同じ教材を使っている仲間を探したり、同じ大学を目指している仲間を探したり、きっとあなたの勉強に向かうモチベーションをアップさせてくれる仲間が見つかるはずです。
「友だちを探す」で目標にしている大学や資格、自己紹介などのキーワードを入力して検索することができます。
(検索例)「TOEIC 800」「◯◯大学」「簿記3級」など
友だちの勉強ログに「いいね!」や「コメント」したりと、お互い励まし合う事でモチベーションを上げていきましょう。
コミュニティに参加してみる
勉強するモチベーションアップのために、コミュニティに入ってみるのも良いかもしれません。
コミュニティは、同じ目標をもったコミュニティを始め、趣味や興味によってさまざまなコミュニティが作られています。
他のひとの勉強法を参考にする
現在はスマホアプリ版にしかない機能のようですが、「みんなの勉強法」という機能があります。
大学受験、語学、資格などのカテゴリ別の勉強法を閲覧したり、「お気に入り」に追加して後で見返したりすることができるようです。
また、自分の書いた勉強法を「お気に入り」に入れたユーザの一覧を見る事が出来たり、自分が投稿した勉強法の閲覧数を確認することができる。
アプリ連携とAPI
2014年5月1日には、「StudyplusAPI」が一般公開されたことで、アプリベンダーや個人の開発者が、誰でも無料でAPIを利用できるようになりました。
これに先駆け、「Studyplus」連携アプリ「ラーニングドラゴン英単語3300」をリリースされました。
ラーニングドラゴン英単語3300
「Studyplus」と自動連携する、英単語習得アプリ「ラーニングドラゴン英単語3300」のiOS版をリリース。
「ラーニングドラゴン英単語3300」は、英単語を覚えながらダンジョンを進み、ゲーム感覚で学習できる教材アプリ。アプリのダウンロードと基本プレイ(200単語まで)は無料で、さらに単語数を増やした場合は月額500円(税込)となる。
学習すると「Studyplus」のアプリを立ち上げなくても自動で記録される連携機能を搭載している。
「Studyplus」と連携している人気のアプリ
Studyplus(スタディプラス)
http://studyplus.jp/