ガジェッティきっず

セキュリティスペシャリストによる、子供のIT利用について色々

ガジェット 子どもとICT

小学生のケータイ・スマホ普及率は36.6%まで上昇。うちスマホ保有率は16.3%に。フィルタリング利用は減少。

投稿日:2014年2月25日

シリーズ化してきました、子どもたちのケータイ・スマホ普及率調査の最新版です。

前回は、ベネッセが公表した2013年夏のアンケートを元にした調査結果を紹介しました。
小学生のケータイ・スマホ普及率26%。うちスマホ保有率は7.1%にとどまる。

さて、今回は2013年11月~12月頃にかけて政府(内閣府)が実施した調査に基づくもので、今の子どもたちのケータイ事情をうかがい知ることが出来ます。

medium_11938414735
photo credit: Ed Yourdon via photopin cc

小学生のケータイ・スマホ普及率36.6%

【図1:携帯電話・スマートフォンを所有しているか(小学生 n=604)】
s_graph2014

平成22年(2010年)~23年(2011年)までは、携帯電話・スマートフォンを持っていると答えている小学生は少数派だったが、ここ2年余りで急激に伸びてきているのがわかります。

今や小学生の3人に1人は携帯電話やスマートフォンを所有しているのですね。

学年別のデータが無いのでわかりませんが、高学年の児童では所有率も半数近くになるのではないでしょうか。

小学生のスマートフォン保有率は16.3%

【図2 青少年の携帯電話・スマートフォンの所有率及び所有機種】

s_graph2014_2
<出典:内閣府 共生社会政策調査研究(青少年のインターネット利用環境実態調査)>

小学生のスマートフォン保有機種の割合が、平成24年(2012年)ではわずか7.6%だったのに対して、平成25年(2013年)では16.3%まで上昇しました。

また、中学生のスマートフォン保有機種の割合は、すでに5割に届く勢い。

高校生にいたっては、平成24年(2012年)では約5割程度だった保有率が、平成25年(2013年)では8割を超えています。

子どもの携帯電話の主流が、間違いなくスマートフォンへと流れているのがわかります。

小学生のフィルタリング利用が62.2%まで減少

今回の調査結果を見て驚いたのは、小学生の携帯電話・スマートフォンの普及率の増加ではありません。

フィルタリング等の利用率の低さ・・・

s_graph2014_3
<出典:内閣府 共生社会政策調査研究(青少年のインターネット利用環境実態調査)>

警察庁発表の「コミュニティサイトに起因する児童被害の事犯に係る調査結果について(平成25年上半期)」によると、児童に被害を及ぼした被疑者の9割は、最初から接触を目的に児童に近づいています。

そして、被害に遭った児童の9割がフィルタリングを利用していないことが報告されています。

フィルタリングを利用せずにスマートフォンを児童に持たせることは、「夜の繁華街に児童をひとり置き去りにする」のとなんら変わりません。

保護者はフィルタリングに関心を持ち、政府や自治体はフィルタリング利用の啓発をより一層進めて頂きたいと願うばかりです。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

記事を気に入っていただけたら、シェアしていただけると嬉しいです↓↓↓

-ガジェット, 子どもとICT
-, , , ,


関連記事

子ども用スマホに便利!LINE、Twitterなど簡単フィルタリング設定!【i-フィルター for Android】

スマートデバイス向けのフィルタリング定番アプリの「i-フィルター」にて、機能追加とプランの拡充を行われたようです。

アプリインストール後の初期設定にて、「LINE」、「Twitter」、「Youtube」、「Faccebook」、「Google+」など、主要SNSの利用許可と不許可を簡単に設定できる機能が加わりました。

また、新たに複数年分のライセンスが購入できるプランも追加されたようです。

子どもの目をブルーライトから守る!キッズ用ブルーライト対策メガネ、エレコムから発売

エレコム株式会社は、LED液晶ディスプレイから発生する「ブルーライト」をカットするブルーライト対策メガネについて、携帯ゲーム機やスマートフォン、パソコンなどの操作によるブルーライトの影響からお子様の目を保護する“キッズ用ブルーライト対策メガネ”を11月下旬より新発売いたします。

NTTドコモ フィルタリング対応ブラウザ搭載のジュニア向けスマートフォン発表

株式会社NTTドコモは10月10日、2013~2014冬春モデルのスマートフォンやタブレット端末など計16機種を発表した。10月11日から順次発売する。

なかでも、2013年春に登場した小学校高学年~中学生向けスマートフォンの後継モデル、シャープ製「スマートフォン for ジュニア2 SH-03F」を詳しく取り上げてみます。
同機種は、2014年2月に発売され予定です。

現行モデルとの大きな違いは、フィルタリング対応ブラウザを搭載し、Wi-Fiが利用できるようになりました。

勉強アプリなら「Studyplus」!勉強仲間が見つかる会員数50万人突破の人気の理由とは?

スタディプラスが運営する、勉強SNS「Studyplus(スタディプラス)」の会員数が50万人を突破した。

Studyplusは、勉強の記録を取ったり共有したりすることで、人とつながれるソーシャルラーニングサービスで、大学受験を控えた高校生を中心に会員数を伸ばし、資格取得を目指す社会人にも人気のサービス。

勉強のログを公開することで、同じ目的を持つ仲間と励ましあいながら、計画した勉強が長続きしやすいことが評判のようだ。

また、FacebookやTwitterとの連携により、Studyplus以外のSNSにも記録を投稿することで、口コミの相乗効果により会員数を劇的に伸ばしている。

10の質問ですぐわかる!子どものネット依存型かんたんチェック[デジタルアーツ]

フィルタリングソフト「i-フィルター」でおなじみのデジタルアーツのホームページでは、スマホの普及で急速に増えていると言われる「ネット依存」についてのチェックが出来るサービスを提供している。

ネット依存は自覚症状が無い場合がほとんどで、日常生活に支障をきたすようになるケースも少なくないそうだ。

学校への遅刻が増えたり、引きこもりがちになり、親が心配して心療内科などに連れていき、初めて発覚するケースが多いと聞きます。

子どもがどのようなタイプのネット依存になりやすく、その危険度がどの程度なのか、チェックしてみてはいかがでしょうか。

ベネッセコーポレーション 進研ゼミ・こどもちゃれんじ